【株基礎⑨】ローソク足の種類について

株基礎

お世話になります。はいさび です。

投資する際に欠かせない存在の「ローソク足」。

今回は、代表的な「ローソク足」の種類と組み合わせについて学びます。

株子センセイ
株子センセイ
ローソク足は、値動きの傾向を見るうえでとても役立ちます。
しかし、必ずしもいつもその通りに動くわけではありませんので、あくまでも参考程度にしてくださいね
株お
株お
そうだね。いつも自分でしっかり考えて投資していくよ

ローソク足の種類

【(大陽線)陽の丸坊主(ようのまるぼうず)】
大きな陽線で、上下ともヒゲがまったくない。買い勢力が一方的に強い。

陽の丸坊主

【(大陽線)陽の寄付坊主(ようのよりつきぼうず)】
大きな陽線で、上ヒゲが少し、下ヒゲなし。(高値から少し下落しているが)買い勢力が強い。(下ヒゲがある場合もあるが、ほぼ同じ意味)

陽の寄付坊主

【(大陽線)陽の大引坊主(ようのおおびけぼうず)】
大きな陽線で、上ヒゲなし、下ヒゲ少し。(始値から少し下げたが)買い勢力が強い。今後も上昇しそう。

陽の大引坊主

【(小陽線)陽のコマ
胴体が小さく、上下のヒゲが短い(とくに胴体の小さいものを極線(きょくせん)という)。値動きがほとんどなく、始値と終値がほぼ同じ(相場に迷いがある)。高値圏での出現で下落、安値圏での出現で上昇のサイン。

陽のコマ

【(下影陽線)陽のカラカサ
胴体が小さく、上ヒゲなし、下ヒゲが長い(胴体の2~3倍)。始値から大きく下げて、最終的に始値よりも高いところまで上がった。安値圏での出現で上昇、高値圏での出現で下落のサイン(注意)。高値圏での出現で「首吊り線」という。

陽のカラカサ

陽のトンカチ
胴体が小さく、上ヒゲが長く、下ヒゲなし。途中に大きく上がったが、売りに押され、安く終わった。下落のサイン(注意)。上昇相場で出現した場合、下降トレンドへ移行の可能性が高い。

陽のトンカチ

【(大陰線)陰の丸坊主(いんのまるぼうず)】
大きな陰線で、上下ともヒゲがまったくない。売り勢力が一方的に強い。大きく下げるときによく出現する(注意)。

陰の丸坊主

【(大陰線)陰の寄付坊主(いんのよりつきぼうず)】
大きな陰線で、上ヒゲなし、下ヒゲが少し。売り勢力が強い。今後も下落しそう(注意)。

陰の寄付坊主

【(大陰線)陰の大引坊主(いんのおおびけぼうず)】
大きな陰線で、上ヒゲが少し、下ヒゲなし。売り勢力が強い。今後も下落しそう(陰の寄付坊主より勢いはやや弱い)。(下ヒゲが少しある場合もあるが、ほぼ同じ意味)。

陰の大引坊主

【(小陰線)陰のコマ
胴体が小さく、上下のヒゲが短い(とくに胴体の小さいものを極線という)。値動きがほとんどなく、始値と終値がほぼ同じ(相場に迷いがある)。高値圏での出現で下落、安値圏での出現で上昇のサイン。

陰のコマ

【(下影陽線)陰のカラカサ
胴体が小さく、上ヒゲなし、下ヒゲが長い(胴体の2~3倍)。始値から大きく下げて、持ち直したものの最終的に始値よりも安いところで終わった。安値圏での出現で上昇、高値圏での出現で下落のサイン(注意)。高値圏での出現で「首吊り線」という。

陰のカラカサ

陰のトンカチ
胴体が小さく、上ヒゲが長く、下ヒゲなし。途中に大きく上がったが、売りに押され、安く終わった。下落のサイン(注意)。上昇相場で出現した場合、下降トレンドへ移行の可能性が高い。

陰のトンカチ

トンボ
胴体がなく、上ヒゲなし、下ヒゲが長い。始値から大きく下げたが、持ち直し、始値と同じ値段で終わった。相場転換のサイン(上昇相場だった場合は下降相場に、下降相場だった場合は上昇相場に移行する可能性が高い)。

トンボ

トウバ
胴体がなく、上ヒゲが長く、下ヒゲなし。相場のひとつの流れが終了したサイン(今後、相場転換か保ちあいのどちらかへ進む傾向がある)。

トウバ

十字線
胴体がなく、上ヒゲと下ヒゲがほぼ同じ長さ。相場全体が様子見のときに出現する。相場転換のサイン(上昇相場だった場合は下降相場に、下降相場だった場合は上昇相場に移行)。寄せ線、足長同時線ともいう。

十字線

4値同時線
胴体がなく、上下ともヒゲがまったくない。四本値がすべて同じ値段。相場が動いていない状態だが、動き出せば新しい相場へ移行する傾向がある。

4値同時線

2本以上のローソク足のパターン

陽のつつみ線
前日の陰線を当日の大陽線が完全に包んだ。長期下落後の陽線の包み線を「抱きの一本立ち」といい、安値圏で出現した場合は上昇相場への転換サイン。

陽のつつみ線

陰のつつみ線
前日の陽線を当日の大陰線が完全に包んだ。長期上昇後の陰線の包み線を「最後の抱き線」といい、高値圏で出現した場合は下落相場への転換サイン。

陰のつつみ線

陽のはらみ線
前日の値幅より当日は小さい動きで、それまでの売り方、買い方がせめぎ合っている。相場の流れが変わる前兆。安値圏で出現した場合は上昇相場への転換サイン。

陽のはらみ線

陰のはらみ線
前日の値幅より当日は小さい動きで、それまでの売り方、買い方がせめぎ合っている。相場の流れが変わる前兆。高値圏で出現した場合は下落相場への転換サイン。

陰のはらみ線

かぶせ線
前日の大陽線の終値よりも高く始まり、前日の陽線の範囲内で終わった大陰線。とくに前日の陽線の中心以下まで陰線がかぶさった場合、(買い勢力が弱まった)相場転換のサイン。

かぶせ線

たすき
陰線が出た翌日、始値は前日の始値よりも安いが、終値は前日の始値より高い陽線。安値圏で、とくに数日前からの連続的な動きの中で出現した場合は目先が変わったサイン。

たすき

切り込み線(きりこみせん)】
前日の大陰線の終値よりも安く始まり、前日の陰線の中心を上回るところまで戻して終わった。安値圏で出現した場合、(売り勢力が弱まった)相場転換のサイン。切り返し線ともいう。

切り込み線

三ツ星(みつぼし)】
小陽線や小陰線が3つ並んでいる。下落が続いたあとに出現することが多い。安値圏で出現すると上昇相場へ転換の可能性が高い。

三ツ星

明けの明星(あけのみょうじょう)】
安値圏で窓を開けてコマ(陽線でも陰線でもよい)が出現。下落の勢いが強かったものの、売り勢力と買い勢力が拮抗してきた。安値圏で出現すると上昇相場へ転換の可能性が高い。

明けの明星

宵の明星(よいのみょうじょう)】
高値圏で窓を開けてコマ(陽線でも陰線でもよい)が出現。上昇の勢いが強かったものの、売り勢力と買い勢力が拮抗してきた。高値圏で出現すると下落相場へ転換の可能性が高い。

宵の明星

赤三兵(あかさんぺい)】
陽線が3本連続して出現(胴体が長いほど買い勢力が強い)。安値圏で出現すると上昇相場へ転換の可能性が高い。(窓を開けて陽線が3つ連続して出現した場合は「三空(さんくう)」といい、勢いが強い分、上昇は短期間で終わることが多い)

赤三兵

三羽ガラス(さんばがらす)】
陰線が3本連続して出現(胴体が長いほど売り勢力が強い)。高値圏で出現すると下落相場へ転換の可能性が高い。

三羽ガラス

抑え込み線(おさえこみせん)】
三羽ガラスに似ているが、別もの。3本の陰線の1本目が窓を開けて上放れて出現した場合、押し目買いのサインとなる。

抑え込み線

三空踏み上げ(さんくうふみあげ)】
3日連続して窓を開けて上昇。「三空踏み上げ売りに向かえ」という格言があり、買い勢力が強力な分、その後、反動による急激な下落の可能性がある(注意)。

三空踏み上げ

三空叩き込み(さんくうたたきこみ)】
3日連続して窓を開けて下落。売り勢力は強力だが、その後、株価が反発する可能性がある。(ただし、どういった理由(悪材料)で下落していたのか見極めること)。

三空叩き込み
株子センセイ
株子センセイ
ローソク足とローソク足のすき間を「窓(まど)」といいます。
「窓が開く」のは相場に勢いがある(強い買いや売りが入っている)状態ですが、その後しばらくするとその勢いは落ち着き、窓を閉めるように株価が反対に動くという習性があります(「窓を閉める(埋める)」といいます)
株お
株お
じゃあ、「買いが強くて窓を開けたら、売りが入って窓が閉まる(株価が下がる)」し、「売りが強くて窓を開けたら、買いが入って窓が閉まる(株価が上がる)」っていうことだね
株子センセイ
株子センセイ
そう。窓が空いた場合はいずれ反対売買されやすくなる傾向があるんですよ。
でも、なにごとも絶対はないのであくまで目安です
株お
株お
ローソク足ってそれひとつで投資家の動きがわかるなんてすごいよね。
株を売買するときのタイミングを判断するときの目安にしていくよ
株子センセイ
株子センセイ
ローソク足の種類やパターンをすべて覚える必要はありませんが、知っておくといいですよ。
今日もお疲れさまでした♪
つぎの「株基礎⑩」では「出来高」、「売買代金」について学びますよ^^
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「株式投資をはじめてみたい!」初心者さんにもわかりやすい株投資の基礎です。今回は「出来高」「売買代金」について。